吉田修一あれこれ

東京湾景 吉田修一
誰も本気で好きになれない女と過去に激しい恋をした男の物語。お勧め度は★2つ・・というところ。ドラマとかになりそうな話。

熱帯魚・・・吉田修一
説明しずらいなぁ〜・・。子持ちの女と昔兄弟だったやる気なしの男と3人で暮らす男の話。
私はこの登場人物の男が まさに女が好きな男の代表・・みたいな男だったので割と好きかも。
吉田修一の中ではお勧めパート2です。表紙も好き。

最後の息子・・吉田修一
おかまのママと暮らす男の話。これまた可の無く不可も無く。という気持ち。軽快に話が進んでいくので読みやすいかも、少し涙・・という時もあるし。私がオカマなら絶賛するであろう一冊かも。不思議と 温かいものが残ります。

パーク・ライフ (文春文庫)

パーク・ライフ (文春文庫)

パークライフ・・吉田修一
flowersとの2本。説明しにくいなぁ・・。離婚したくないけれど別居した夫婦の家に、猿の世話をするということで部屋に通う男の人の話。お勧め度は★4つ。わからないけれど、話としてはサラーなんだけれど、好きな感じの文章が時々出てくるので。

和博と暮らしていて、つくづく自分が貧乏臭い女だなぁって思うのは、ふと気がつくとね、彼以上の人を望んでいることなのよ。もちろん和博のことが嫌いじゃないの大好きなの。でも・・

これは 貧乏臭いという表現が好き。
私も貧乏臭い・・がまさにピッタリなとこがいっぱいあるから。
それは あれよ。
お釣りをもらって 新品の硬貨だったら嬉しいとかそういうんじゃんなくってよ。

ニュース映像、特に戦争渦を伝える映像を音なしで眺めていると、人間とはからだのことなのだと、ひどく当たり前のようで新鮮な衝撃を与えられる。・・・・・・・・・・ニュース解説者も、難しい言葉を並べ、あたかもその言葉が思考を生んで、生まれた思考で何かが起こっているかのように思えるが、その音を消してみれば、人間の思考などどこにも見えず、ただ歩き、座り、横たわる人間の姿しか映っていない。

これは 最近自分の体にどうも問題を感じているからかも。
来年 手術を受けようかな〜と思うことがあって、手術費でも稼ごうかな・・とか。
それで 近所のラーメン屋さんに 夜10時〜2時 時給800円があって
それをボーっと見てたんだけれど、それじゃぁ体壊して意味ないかっちゅう話だよね。
いかん。また 貧乏な話に戻るところだった。